地震への備え
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阪神大震災がおこる前は阪神間には大きな地震はないと確信されていました。 日本の木造建築は、もっと耐震性のあるものと思っておられた方が多かったのです。
しかし、日本全国には活断層が1500本以上あり、内陸直下型地震は、その周期が千年から数千年でありいつどこで起こるかわからない状況にあります。 とくに東海、東南海、三陸沖、そのほかのプレート境界地震がその周期から近々発生する可能性が非常に高い状況なのです。
地球は10数枚の岩のかたまりである「プレート」で覆われていますがそのプレートは日本周辺で四つも交わっています。そのため、日本は世界の陸地の0.3%にも満たないのに、全世界の約10%もの地震が発生する地震大国なのです。 日本では木造建築として世界最大の奈良の大仏殿、最古の法隆寺、優美な姫路城や桂離宮や民家、現在の在来工法の木造住宅など多くの木造建築がありますが、現在残っている木造建築は、奇跡的にも大地震に遭わなかったり、地震で潰れても再建されたり補修されたりして残っているのがほとんどで、 大地震が起これば倒壊する危険な建物なのです。 外観からはわかりにくいですが、大仏殿も明治の改修の際には鉄骨で補強されていたりしているのです。
政府の中央防災会議専門調査会は、近畿圏と中部圏の内陸直下型の地震被害想定を公表したが大阪府の「上町断層帯」地震では、死者4万2千人と想定されており、東海、東南海、南海地震同時発生時の死者2万4700人を大幅に上回り2倍近くになっています。
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日本では2450万戸の木造住宅があり、そのうちの40%の10000万戸の住宅で耐震性が足りません。日本の古い木造建築(住宅)では、大地震には耐性がないのです。
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古い木造住宅の耐震改修の工事費用は200万前後になりますが、その費用をかければ家族の生命を守ることはもちろん、20年以上、あるいはもっと使用することが可能になり、大地震のときも軽微な損傷程度ですみます。家が倒壊して建て直すとこの10倍程度の費用がかかります。
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中古住宅の広告でリフォーム済みとの文言が目に付くが耐震改修済みという文言にはお目にかかれません。
なぜなら、耐震改修をするということは地盤から基礎、構造体を調査し、大地震に耐えられる改修を行うことで、専門家に依頼する必要があるからです。
単なる仕上げ材のやり代えや部品の取替えとは異なるのです。
大げさになりますが人の命がかかっているのです。
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