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仕事の依頼の違い

建築設計事務所を介した場合と工務店・ハウスメーカーへの依頼の違いについて
ワークフロー

ポイント!

いずれの場合も一応設計作業があり、設計打ち合わせのさいに設計者が入って行っているが立場の違いに注意してください。
 施工者と紛争が生じた場合など依頼者の立場に立って働くのは設計事務所の設計者で、その他の設計者はお客さんの味方で はなく、会社のために働いていることに違いがある。

施行会社に依頼すれば「おまけ」で建築設計事務所がついてくると認識されているようですが「おまけ」と「直接」では  関わってくれる『量』が全く違うこと。
確認申請を設計と勘違いしている方が多いこと。
確かに設計は高額だと思いますが、実際の作業としての確認作業は設計の一部で、設計の「おまけ」に過ぎないこと。
その「おまけ」だけ買うわけですから安いけど「本体」がないこと。
「自分で雇って設計する場合」と「おまけ」設計の場合も同じ事をしてもらえるものと、ほとんどの人が勘違いしていること。

業者から出る工事見積り書も直接雇った建築事務所が入る場合と入らない場合では出てくる金額に相違があること。
汚い言葉でいえばふっかけられたりすることはまずないでしょう。

工事監理も建築事務所が入る場合は「威圧効果」が期待されます。
設計図書がしっかりして枚数も多く内容も深いので、しっかり内容のチェックをするので手抜き工事はできないこと。
「おまけ」では図面のかっこうの家ができている程度ですが、「直接」の場合は数多い図面と工事共仕様書との照合なども ていねいに行うので家のつくりの確かさは雲泥の差であること。

ハウスメーカーの場合はモデルをつくった段階で設計の80%は終わっている。
建築主に設計といっている「モデルを逸脱しない程度の間取りづくり」なら安く出せること。
建築に関わる費用は内容と総額で考えるべきこと。

設計事務所に「直接」依頼することは、単に設計の依頼だけではなく、建築主のさまざまな要求と限られた予算を、 専門的な見地から、建築主に成り代わってコーディネートすることになること。「おまけ」としての建築設計事務所は、 建築主の「おまけ」ではなく、工務店などにくっついている「おまけ」といってもいいこと。建築設計事務所の業務の基本は、 建築主の味方に立つことで、それは「直接」でないとなし得ないこと。

「おまけ」がまかり通る社会は建築的未成熟社会であり、当然、質の低い建築が出回る背景が人々の中にもあり、 「直接」が成立する社会は建築的にも民主的にも必要であること。

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